今回はデータ分析で重要になってくるサイクル(周期)について話をしてみたいと思います。
みなさんはサイクルと聞いて何を思い出すでしょうか。私は太陽の黒点活動活発化の11年周期を連想します。私たちが生活している中でいろんなところにサイクルは利用されています。
その中でも一番最初に思い出すのは1年というサイクルでしょうか。この1年は12か月ですが、なぜ12か月なのか考えたことがありますでしょうか。その答えは諸説ありますが、12という数字はとても便利だからです。
12という数字は素数2と3の最少公倍数6の2倍の数です。ここで重要なのは、素数で唯一偶数である2と奇素数(奇数の素数)で最少の3の公倍数であるということです。実はこの6の倍数というのは知らず知らずのうちによく利用されているのです。
具体例として、1日は24時間、円の一周は360度、還暦は60年、1年は12か月または24節季などなど。私たちのご先祖さまは、この6の倍数を好んで利用しはじめ現代の私たちも利用しているのです。これは6の倍数は2でも3でも割れるので、大変便利なのです。
なぜ今回このサイクルの話をしたかというと、ミニロトやロト6のデータ分析でも6の倍数を1サイクルとして観察するといろいろなものが見えてくることを伝えたかったのです。しかし、6の倍数といっても、6、12、18、24・・・といくつもあります。私のおすすめは、12か18か24のいずれかです。これを1サイクルとして観察すると法則性が見えてくるはずです。私は抽選回数18回を1サイクルとして観察しておりますが、12回や24回でも違う法則性が見えるはずです。
これからデータ分析をしてみたいと考えている方には、この6の倍数を1サイクルとして観察してみてください。便利であると同時に予想に利用できるような法則性が見えてくるはずです。私は18回で観察しているので、12回や24回を1サイクルとして観察されている方がいましたらご報告いただけると嬉しいです。私の知らないサイクルの法則性がそこにはあるはずですからね